【コラム】これから終活を始める方へ
数年前はあまり目にすることもなかった「終活」という言葉。
最近では広く知られるようになりました。
「葬儀の事前相談まではいかないが、まずは終活を始めてみたい」
「そもそも終活とは具体的に何をすればいいのか?」
この場を借りてそんなお声にお答えしたいと思います。
1.終活とは?
終活(しゅうかつ)とは、自分の死と向き合い、最期を迎える準備をすることです。
死は誰にでも平等に訪れることですが、その時期はなかなか予測することはできません。
誰にでもいつかは訪れる最期の時に向け、自分のため、家族のために準備を整えることで
よりイキイキと、安心して過ごすことができるようになります。
2.終活のメリットは?
終活は自分のためにもなりますが、何より残された家族の負担がぐっと軽くなります。
葬儀やその後に家族が決めることは非常に多く、労力を要します。
自分が安心して余生を送るためにも、家族に負担をかけないためにも終活をおすすめしております。
3.具体的にどんなことをするの?
(1)エンディングノートを書く
まずおすすめしたいのは、「エンディングノート」を書くことです。
最近では取り扱っている書店もありますし、とわノイエで事前相談をされた方には
無料で進呈させていただいております。
エンディングノートの書き方や、書く際のポイントなどもお伝えさせていただきますので
お気軽にご相談ください。
相談してみる➡https://kazokusou-utsunomiya.cocolonet.jp/request/
(2)身辺整理をする
もしもの時に備えて、身の回りを整理しておくことは大切です。
不要なものはあらかじめ処分したり、デジタル遺品となり得るパソコンや
スマートフォンの中身の整理、各種ID・パスワードもまとめておきましょう。
また、相続が必要な財産、銀行口座、不動産や土地についても一度整理して
おくことをおすすめします。
(3)遺言書を書く
エンディングノートと異なり、遺言書は法的効力があります。
遺産相続は意外と誰にでも関係する法律問題で、「自分には関係ない」と思っていても
思わぬところでトラブルに発展する場合もあるので注意が必要です。
(4)葬儀社、仏壇、お墓について考える
エンディングノートの項目にも出てきますが、葬儀を依頼して欲しい葬儀社や
希望する葬儀のスタイルについても考えておきましょう。
希望するスタイルがあっても家族に伝えておかないと、その通りにならなかったり、
無宗教葬、樹木葬などが葬儀を担当する菩提寺では対応できない場合もありますので
事前に調べておくと安心です。
また、仏壇やお墓がない場合はそちらも調べておくことがおすすめです。
最近では生前に仏壇やお墓を購入するという方も増えています。
「まずは何から始めていいか分からない」という方はお気軽にご相談ください。
終活のパートナーとして、親身にお手伝いさせていただきます。